FAI WORLD GRAND PRIX
of AEROBATICS

The Show 1998 - 98年の大会の概要です 
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The Show 2000 - 2001年の大会の概要です
The Show 2001
The Show 2002 - 2002年の大会の概要です
The Flights  - ムービーでのフライト (flights in movie)
The Pilots  - スクリーン上のパイロットたち 
The Planes - 曲技専用機の解説です
T. R. M. - ツインリンクもてぎ  について (Twin Ring circuit)

 

Haute Voltige「オート・ヴォルティージ」とは音楽に合わせたフリースタイルの曲技飛行のことである。
昨年まで単にアエロといっていたジャンルを特にこう称すことにしたという


Haute Voltige ”pronounced :Auto-Voltage": is a free style aerobatics with background music.

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What's up : 2002/Nov/20
もてぎ2002年のページできました!
2002年ページ (日本語ページ/ Japanese)

New Motegi 2002 English page has open!

2002 Show Page (English here)

 
What's up : 2002/Oct/21st
もてぎ2001の未使用写真によるギャラリーを作りました!
2001 Gallery page has open!

Gallery 2001
 

What's up : 2002/Oct/5th
もてぎ2002の事前情報です。
今年も
もてぎで11/1-3にかけてソロ6名と2チームによって行われます。今年はそれに加えてオランダのマイクロライトのチーム、スペインのモーターパラチーム、日本のヘリのアクロチームもアトラクションフライトに参加します。
昨年同様LilyHorn Is Bornのサックス演奏、またオートボルテージパフォーマンスも繰り広げられます。

What's up : 2002/May/7th
ユルギスがJUKAという新型機を開発したようです。FWGPAのチェコ選手権にはSu26でエントリーしていました。

フライングブルズの公式ページができました。私の写真もアップされてます。

Official page of Flying Bulls has open.  My photos are also included.

www.flyingbulls.cz

関連リンク : Other infomation Link

FWGPA(主催組織) ホームページ
FWGPA : Haute-Voltige homepage



 

写真を順に楽しむときはここをクリックしてページの右矢印をたどってください
またこのページの青枠のある小さい画像をクリックしても大きな画像を見られます

To enjoy pictures in sequential order, start here and follow right face triangle.
Or: click small thumbnail pictures(with light blue frame) to open large one.

金曜日:予選

Friday: The qualify

もはやもてぎのアエロも今年で4回目の観戦になる。
例年は3泊して木曜日から行っているのだけれども、早く行ってももてぎですることがないというのと例年天候が悪いこともあって今年は2泊にして金曜日の朝に出かけることにした。
計算では約三時間で到着するはずなので午前中の演技にも間に合うように朝8時ころ出かけたのだが、これが大誤算であった。東名にのろうとすると集中工事で20KMの渋滞、そこでひきかえして中央からのろうとしたら運悪く事故で15KMの渋滞につかまったしまった。結局二時間以上もおくれてついたのは1:30ころになってしまい午前の予選はまったく見られなかった。

This is my fourth arrival on Motegi Aerobatics championship.
I was amazed that there were so many cars already parked around the stadium in spite of this is still weekday.

And over thirty thousands of people were arrived on Sunday final.

Around the stadium, there were even some outdoor tents and RVs parked.
This is common in US air show but rare in Japan!

遅く着いたこともあるが、金曜日だというのに車の多さにはおどろいた。ナンバーを見ると長距離組は熱狂的ファンということがわかるが、近県ナンバーも多くて毎年一般の注目度もあがっているのを感じる。実際今年は日曜日にはなんと3万人近く入ったらしい。

 

Unfortunately, Jurgis Kairys could not join this show as he had a propeller problem at Seoul air show.
However, all other pilots shows their best performance for us.

会場前にはテントやキャンピングカーなども見られアメリカのエアショーなみの雰囲気である。
はじめに残念なことには第一回から参加してイベントを盛り上げてくれたユルギス・カイリスがソウルのショウでのプロペラトラブルで機体をもてぎまでに修理できず参加できなかったことだ。
今年は午後はドラマ仕立てになっていて、ナレーションと女性ボーカルや音楽に合わせて出場選手がつぎつぎに曲技を繰り広げるというものになっている。


Skhoi Duo pilots
スホーイデュオ・パイロット

After the flights, runways had open for the public. We can talk to the pilots directly and we can take photos.

滑走路開放ではキャパニナに人だかりがすごく
ベゼネイにも人は多かった。わりとみな人気パイロットをわかっていて
年々パイロットの知名度も上がってきているようだ。

土曜日:ファイナル

Saturday: The Final session

朝6:00ころ起きるときれいな朝焼けが見えた。本当に雨が降るのだろうか?
7:45分ころ到着するとP3パーキングより少し上の芝生の上にパークすることになった。
P4は例年どおりプレス用である。かなり曇ってきて寒くなった。
今年は土曜日がファイナルで日曜日がスーパーファイナルというスケジュールになっている。
ナレーションは昨年と同じシュナイダー誌の編集長で的確な進行をつとめてくれた。

Saturday is the final day. The final session is divided into two part, the final and the super final.
The final is really a qualify to select the pilots for super final session on Sunday.
Only three pilots will be chosen for the super final.

今年は予選と決勝ではちがう曲を使う必要があるそうだ。ただしチームはおなじでかまわないようだ。またスモークに関しては特別な点を加味するということで実際にスモークトラブルで得点の低くなったパイロットもいた。
このへんはもてぎをよりフリースタイルの競技としようとしているようで、ロシアなどのクラシックスタイルの選手にはきびしくなっているようだった。
またチームとソロも別々に採点される。まあいっしょに採点という試みは二回目だけだったのだけれども。


Klaus Schrodt
クラウス・シュロット

This time, pilots must use different music selection from Friday session.
Special bonus point is applied for good use of smoke trail. 
These rules enhance the free style feeling more.
However, this is sever for Russian classic style pilots.

日曜日:スーパーファイナル

Sunday: The super final session

日曜日、7:15分に着いてP3にそのままパーキングした。この時間ではまだP3はかなり空いている。芝生はもういっぱいのようだ。8時開門と思っていたがすでにゲートはオープンしていて中に入れるようになっていた。
11/3は晴れの特異日ということらしく、とてもすばらしい晴天がひろがっていた。やはり航空ショウは青天でなければ・・

 

On Sunday, great blue sky was open to us. The sky was cleared up.

スーパーファイナルというのは全員飛ぶのだが上位数名だけ審査の対象となるということらしく、つまりは下位のパイロットは得点を気にするよりはのびのびと観客を楽しませる演技をしてくださいということだろう。またもてぎに不慣れなパイロットにとっては来年に向けた練習ともなるでしょう。

 

Only three pilots and two teams were selected for this super final.

チームは12分から15分の演技でソロは3分から4分以内となっている。またチームの場合は空域外に出てもよいよだ。

 

The Flying Bulls used to be called as Sky box in second show at Motegi.

The name was changed as their sponsor was changed.

今年あたらしく加わったスベトラーナ・フェドはあまりなれていない様子だけれども、優雅な演技を見せていた。
またフライングブルズは二回目の大会でスカイボックスという名で参加している。スポンサー名から名前が変更されたようだ。

今回のショウの模様は後日ローカルの栃木TV で11/24の19:00-19:55に特番として放映された。
残念ながら他の地域で放映されてはいないが、内容はパイロットのインタビューやオンボードカメラからの映像もまじえて3日のショウをドキュメンタリー風に追ったものである。

On Final, big formation flight was flown over us.

最後に登場パイロットの多くがフォーメーションフライトを組んで会場上空を通過した。

5:30にツインリンクを出た。小松交差点をだいぶすぎてから渋滞にかかり、高速に上るまで少し考えにふけった。

この4年間のもてぎを簡単に振り返ってみると、はじめの年はユルギスをはじめ但馬からのベテラン勢が中心であり、二年目はユルギスをF1のシューマッハやセナのようなヒーローとして盛り上げようという流れがあった。またキャパニナなどのあたらしい世代が人気を集めだした。
それが三年目である昨年はユルギスが少し不調でベゼネイが頭角となり、今年はユルギスの欠場でそれがいっそう明確になったと思う。最初はユルギス人気で牽引していたがシュロットやベゼネイなどまわりのパイロットの人気も盛り上がりいい雰囲気になっていると思う。また年々集客があがり、今年は通しで五万人以上入場しているそうなので興行的にも悪くはないと思う。

個人的な要望としてはこれほど集客ができるならば年二回の開催を考えてほしいと思う。ただでさえ航空関係のイベントは少ないのだから・・

 

   Haute Voltige Performance
今年の午後のショウはオートボルテージ・パフォーマンスと称してドラマ仕立てのフライトを繰り広げた。
This time, exhibition is called as "Haute Voltige Performance".
This is similar to musical drama using airplanes aerobatics.

This is a story of wheelchair boy and his toy airplane dreaming of fly over sky.

"Now you can reach the sky you can fly like a seagull.
You only have to close your eyes to you will reach the sky."
(from the song)

ストーリーは車椅子の少年がプレゼントにもらった模型の飛行機から空にあこがれる、という話で絵と音楽とフライトを重ね合わせた素敵なものでした。

なんと今回はベゼネイが地面すれすれのテープをカットするというセレモニーも見せました。
Besenyei cuts tape to open event!


Dancing ASIMO

土曜日は演技が終わった3時ちょうどに雨がふりはじめ、ホンダのミュージアムでロボットのアシモのデモ演技を楽しみました。

This is demo show of Honda's latest Robot, ASIMO.
Honda is the main sponsor of this motegi show.
   Haute Voltige Pilots


Svetlana Kapanina
スベトラーナ・キャパニナ

Onboard camera transmits pilot's face on the big screen.


Peter Besenyei
ピーター・ベゼネイ

ピーターベゼネイは今年一番活躍してくれました。
Peter Besenyei in flight 


Besenyei on Screen
スクリーン上のベゼネイ

ベゼネイは終始冷静な印象を受けました


Leader of Flying bulls
Jiri Tlusty
ジリ・トラスティ

フライングブルズのリーダーであるジリ・トラスティは41年間、3000回の試合出場をもって引退を表明しここで式が行われた。

Jiri Tlusty retired from his forty-one years (3000 show!)flight career at this motegi show.
 


Serguei Rakhmanine
セルゲイ・ラクマニン

   Camera and Photos
このページの写真は
EOS D30 (デジタル 一眼レフカメラ)

EF70-200/2.8L+テレコン1.4x ,EF28-70/2.8L, Sigma 14/3.5
によって撮影しました。画像面積の関係でEOS D30は銀塩カメラに比べて焦点距離が1.6倍になるためこうした航空機撮影にはむいていると言えます。

三日間でEOS D30で1500枚ほど撮りました。これも毎晩宿でいらないカットを削りながらですので実際はもっと多く撮っています。
連射で撮るとどうしても不要カットが多くなるので不要コマを消せるデジタルはとても役に立ちます。またフィルム枚数を気にせず連射できるのも良い点です。
今回は1GBのマイクロドライブ一枚と128MBのCFカードを持っていきましたがマイクロドライブですべて済みました。

連射は秒間2.5コマ(AI Servoモード)とややおそいけれど曲技の撮影には問題ないと思えました。D30はややAFが弱く、AFのロストはやや多いけれども、まあ許容範囲です。
構図にあわせてAF測距点を移動させるのは大変だけれども自動選択にしておくとわりと賢く機体の位置に合わせるようです。

大会を通じて天候が変化して光量が変わることもありますが、デジタルならばすぐに感度を変えることもできるし、露出も液晶で確認できます。

撮影にはポジションも重要な要素です。
金曜日はストレートエンドのスタンド右端の方で、土曜日は適切な撮影場所をみつけるために午前中はメインスタンド中段、午後はスタンド上段と移動した。
日曜日はスタンド右手の上段に陣取った。

I used CANON EOS D30 digital SLR and EF70-200/2.8L + TCx1.4, EF28-70/2.8L, Sigma 14/3.5.

The D30 is great for taking aerobatics. it multiplies 1.6 for lens focal length is good for taking airplane.
I shoot almost 1500 pictures during the show! I did not mind about film remaining at all. I used 1GB IBM micro drive and it works fine.

Autofocus of the D30 is weak but ok.
At first, I manually shift auto focus point to fit composition of picture but it is dull and I finally use auto select feature and it works ok for me.

Digital SLR is great as it can change ISO setting quickly to adapt weather. I also check exposure immediately after each shot.

 


 

E-mail me : hiro@sasaki.cc

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